カラコンガイド

高度管理医療機器に関して

カラーコンタクトレンズ(カラコン)は2009年11月4日より、薬事法改正に伴い「医療機器」となりました。
ご使用前には、必ず眼科医にご相談のうえ、検査・処方を受けてお求めください。
涙の量、アレルギー体質、目の病気により、コンタクトレンズを使ってはいけない場合もあります。また、目に異常を感じなくても眼科医による定期検査は必ずお受けください。

医薬品医療機器等法の第39条、39条の3の規定により、厚生労働大臣の承認、都道府県知事の販売業の許可を受けているお店でないとコンタクトレンズは購入いただけません。カラパラ007は販売の許可を取得しており、販売管理者も設置しておりますので安心してお買い物をお楽しみください。

厚生労働省の承認を受けた製品には、「高度管理医療機器」の記載・承認番号の記載がありますのでご確認ください。またご使用の際には、製品の箱に入っている添付文書をよくお読みください。
なお、当店で取り扱っているカラコンは全て日本の「高度管理医療機器」の承認を受けたものであり、日本の規格基準に則った商品で、規格外のものは一切取り扱っておりません。

◯カラパラ007で購入する際の承認番号の確認方法
カラーコンタクト商品ページの【商品詳細】の中に、高度管理医療機器承認番号の掲載があります。また、商品に不具合があった場合のお問い合わせ先である販売元や、製造販売元の情報も掲載しておりますので併せてご確認くださいませ。

ヴァニタス の場合
高度管理医療機器承認番号:22700BZX00203000
使用目的:再使用可能な視力補正用色付きコンタクトレンズ
製造販売元:株式会社フロンティアステージ
株式会社ANW

カラコンの正しい取り扱いについて詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
厚生労働省のカラーコンタクトレンズ適正使用方法などが詳しく記載されております。
eyecareカラコン(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)販売の許可

高度管理医療機器販売業許可証
東京都健康安全研究センター令和4年8月15日受理

コンタクトレンズの基礎知識

◯度数
PWR、CYL、SPH、−Pなどで表記され、レンズの屈折力を表す数値のこと。近視の度が上がるほど、マイナス数字が大きくなる。視力の数値やメガネの度数とは異なるため、コンタクトレンズを使用する場合、眼科で処方を受ける必要がある。また、定期的に視力に変わりがないか眼科で検診を受けることが望ましい。

◯BC(ベースカーブ)
BC(ベースカーブ)とは、レンズの角膜に触れる側のカーブの具合を示す数値のこと。眼球のカーブとレンズのBCが合わないと、つけ心地が悪く感じたり、ズレの原因になる。

◯DIA(直径)
DIAとはレンズの直径のこと。レンズ全体の直径を示すため『デカ目』の指標にはならない。

◯着色外径
レンズの色や模様が入っている部分の直径のこと。着色外径の数字が大きいほどデカ目効果が高い。

◯中心(透明部分)直径/着色内径
中心の透明部分の直径のこと。視界の広さが気になる場合、着色内径が大きいものを選ぶと良い。

◯中心厚(CT)
レンズ中心部の厚みのこと。また、同じ製品でも度数によって多少、厚みが変わる。

◯含水率
レンズに含まれる水分の割合を示したもののこと。含水率が高いコンタクト(高含水レンズ)は、酸素透過係数が高い傾向にあるが、瞳に必要な水分をレンズが吸い取ってしまうので乾き目の原因になることがある。また、含水率が低いコンタクト(低含水レンズ)は、瞳の水分を吸収しにくいので乾きにくく、汚れに強いメリットがある。

◯製造国
カラコンの製造の歴史は海外の工場の方が長く、技術も進んでいる。そのため、日本に流通しているカラコンは韓国・台湾が多い。

◯医療機器製造販売承認番号
国が定めた安全基準に基づき、厚生労働省で製造承認を受けた医療機器に対して割り振られる番号。医療機器製造販売承認番号がない製品は国内で販売することができない。

【レンズのケア】
一日使い捨て(ワンデー)以外の繰り返し使える再使用可能な装用ソフトコンタクトレンズは必ず、使用前と使用後に洗浄消毒保存液でレンズを洗浄ケアしてください。